Panasonic FZ1000 レビュー 動画編

14/11/2016

動画機としての、FZ1000の良い点、困った点を挙げてみました。
後継機の価格が高い事と比べても、コストパフォーマンスの高さがわかります。

FZ1000 動画機としての能力は


 
数年前から、音も一緒に記録したくてビデオカメラを何台か買い換えてきましたが、
 
4K機はどれも高額です。
 
買えれば、SONYのビデオカメラ FDR-AX100を買いたいところですが、
 
プロでもないのに、そんな出費もできず
 
さりとて、古いHD機を使う気にもなれず困っていました。
 
SONY FDR-AX100 中古と新品
 
 
CANON EOS Kiss X6iでも動画は撮れますが、
 
フォーカスが遅過ぎてとても使えたもんじゃありません。
 
記録の方式としても、フルHDながらフレームレートが30fpsってどうなんだろう?
 
動画はよくわからないものの60fpsで撮りたいし…
 

動画機選びの基準

1 イメージセンサーの大きさ
  近年、進歩が早く、イメージセンサーの大型化も早いですよね。
  やはり、先を見越して1型センサーの大きさは押さえたいです。
2 画素数
  絶対とは言いませんが、2000万画素は欲しいです。
3 録画形式
  フルハイビジョンで60fps撮影できる事。
  4Kは、まだ必要ありません。
4 電動ズームの有無
  スムーズにできるなら、電動でなくても良いのですが…
5 動作音の大小
  外部マイクにしても、拾ってしまう程の動作音では困ります。
6 ヘッドホン端子の有無
  ミキシングをする場合には、必要です。
7 ズーム比
  広角から望遠まで、ビデオカメラ位のズーム比が欲しくなります。
8 音声形式
  できれば、PCM(WAV形式)で録音できると良いですね。
 
 
こういった、基準から妥協できるところは妥協して、
 
最終的に選んだのが、FZ1000です。
 

EVFと水準器で大助かり

 
動画の再現力は大したものです。
 
1型のイメージセンサーのおかげなのでしょうか、
 
笑っちゃうくらい綺麗です。
 
ビデオカメラと比較してもレンズ径が大きいのが良いですね。
 
オートフォーカスの速さは快適そのもので、
 
画面内の水準器は大変役に立ちます。
 
 
また、なにより助かるのは「EVF」(電子ビューファインダー)です。
 
一眼レフでは動画撮影の場合、ミラーアップしてしまうので、
 
ファインダーが使えなくなりますが、FZ1000は、その問題がありません。
 
モニターを見るために、体からカメラを離すと、どうしても不安定になりますが。
 
ファインダーを覗くために、カメラに顔をつけているとカメラが安定します。
 
静止画と動画で構え方が変わらないというのはとても良いですね。



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もう少し頑張りましょう~な点

 
ただ、残念な点もあります。
 
内蔵マイクが使い物にならないという点です。
 
ビデオカメラは内蔵マイクで撮影しても、操作音は比較的録音されにくいのですが、
 
この手の一眼型カメラは、FZ1000に限らず、外部マイクを使っても
 
フォーカス時の音、手振れ防止機構の動作音やズーム時の音が入ってしまうのです。
 
おのずと、外部マイクが必要…ということになります。
 
まぁ、元から内蔵のおまけマイクで録音させようとは思っていませんが。
 
 
次に、ヘッドホン端子が無い事です。
 
これは大きいです。
 
私は、航空機や鉄道の録画時に、
 
携帯受信機で無線もミックスして録音するのですが、
 
環境音と交信音声のバランスのモニターが必要なんです。
 
最終的にどう音が録音されるのか、
 
なるべく本体側でモニターしたいものなんですけどね…
 
最近、ヘッドホン端子に関しては、各社ともその必要性を認めたようで、
 
順次、装備されるようになってきました。
 
 
結局、本体だけでは満足いかないので(AAC形式での録音ですし)
 
マイクと、ミキサーを購入する事になってしまいました…
 

手振れ補正が使えない?

大きな問題は、ネット上でも言われておりますが
 
手振れ防止機能をオンにしていると、パンニングした時に遅れが出る事です。
 
連続してパンしているのに、カクカク動きます。
 
手振れ防止をオフにしなくてはならないとなると、
 
手持ち撮影は、厳しいのかなと思えます。
 
まだ、手持ちで手振れ防止オフでは撮影していないので、なんとも言えませんが…
 
 
もう一つ言うならば、ズームが遅いですね。
 
遅いというか、スピードの変化が欲しいです。
 

意外と困る、録画表示

小さな事かもしれませんが、
 
録画状態の時の、赤丸の点滅は困ります。
 
点滅じゃなくて点灯にして欲しいんですよね。
 
録画開始ボタンは、意外と深く(長く?)押さないと
 
録画状態にならないんですが、長く押しすぎて録画開始されない時があります。
 
赤丸が消えていると、「まただ!」と思ってボタンを押してしまうんですが、
 
逆に録画停止させてしまうことがあります。
 
実に、点滅の滅つまり消えているときに見ると録画されていないと思ってしまうんです。
 
逆もあって、録画停止したつもりが止まってないときもあります。
 
この点滅の間隔、わずかなものですが
 
余計なデータが増える元なので、点灯に変えて欲しいものです。
 
 
しかし、コストパフォーマンスは大変優れていると思います。
 
 
動画の機材というものはどうして何でも高額なんでしょうね???
 
プロ用ならなんでも高くていいと思っているんでしょうか?、
 
私の眼には、ボッタクリに映るんですが…
 
おまけに、なんにでもアタッチメントが必要だったりして使いにくいんです。
 
 
そういった点からは、FZ1000は嬉しいカメラです。
 
 
大した動画ではありませんが、テストした動画です。

 
 
ちなみにというか残念な事にというか、このFZ1000、販売終了なんですね。
 
後継機が出たからという事なんですが、
 
DMC-FZH1
 
この価格だったら、AX100買いますわ。
 
PANASONICって、
 
商品のラインナップに対するコンセプトがさっぱりわかりません!!
 
型番もコロコロ変えるし…
 
ダメだなぁ。