知らなきゃ損?切符の分割購入術

JRの運賃は距離に応じて変化しますが、
その境目を上手く使うことで切符を分割して購入すると
通しの1枚切符より安くなる場合があることをご存知ですか?

できることなら交通費も抑えたい

遠距離の移動の場合、高速バスやLCCを使うことで旅費を抑える方法はいくつかありますが、
中~近距離の場合、割引などはあまり設定されていませんよね?

ところが、目的地が同じでも一手間加えて切符を買うことで少ーしお得になる購入方があります。

以前は色々調べていたけれど

学生時代までは、切符の選び方などで少しでも安く購入する方法を模索していましたが、
最近は、カードで簡単に乗車できるようになったので、料金さえ意識しなくなってきました。
違う交通機関に乗り換えたりするのは面倒ですが、同じJRだけで安くなる方法があります。

 
答えは簡単、目的地までの切符を分割して購入するだけです。
途中下車する必要もありません。

切符のお得な購入法

とは言っても、全ての路線で適用できるわけではありません。
分割した方が安い場合も、そうでない場合もあります。
額も驚くほどの差ではありません。
そこはガッカリせず、ちょっと調べてみてください。


左側のプルダウンメニューから路線を選択して送信をクリックすると
右側のプルダウンメニューからその路線の駅が選択できるようになります。

「経路選択」の横の自動送信のチェックボックスにチェックを入れておくと
メニューを選ぶたびに送信ボタンをクリックする手間が省けます。

路線をまたぐ場合


また、路線をまたいで乗車する場合も乗換駅を選択すれば、
次に乗り換える路線もプルダウンできるようになります。
(プルダウンメニューが増えます)

ご覧の通り東京から御殿場まで乗っても100円安くなるだけですが、
条件によってもっと差が発生することもあります。

どうやって買うの?

みどりの窓口で


乗車券は、乗車駅からじゃないと購入できません。
先の例の場合、東京駅のみどりの窓口で購入する必要があります。
東京から御殿場までなんと片道5枚の切符が必要になります。
上りと下りでは、分割する駅も違う場合がありますので、
発着駅の反転」で確認しておいてください。

旅行会社で

主だった旅行会社の窓口であれば、どこの駅からでも発券してもらえます。

乗車券分割利用時の注意点

この乗車券分割購入、JR西日本は嫌がる傾向にあるようなので
旅行会社で発券してもらった方がスムーズに行くようです。
違法ではないのですが、災害などで払い戻しが発生した時に面倒なことになるかららしいです。

また、自動改札に通せる枚数には限度がありますから、
最初の1枚を自動改札機に通し、下車駅では有人改札を通れば扉が閉まってイヤな思いをすることもありません。
(ただ、ごくたまに駅員にイヤな顔をされることもあるそうです…何か問題でも?)

払い戻しの必要がある時が一番厄介です。
払い戻しは、切符1枚ごとに220円の払戻手数料が発生します。
2枚でも440円、往復では880円になってしまい分割購入が仇になってしまいます。
そんなときは、窓口で乗車区間と乗車日の変更をしてもらうことができます。
乗車券は、
有効期間内に一度だけ手数料無しで他の日の他の区間のものに変更することができます。
一度だけしか変更できないのが辛いところですが、1か月先の日付まで変更可能です。

片道の営業キロが601㎞以上あれば、「行き」「帰り」の運賃がそれぞれ1割引になりますので、その点には注意が必要です。

 
遠距離だから差額が大きくなるかというと、そうではないのですが、
差額と面倒臭さを比較してどちらを取るかですね~
さすがに切符5枚で100円差だと面倒臭さが勝ちますね。

割引切符が発売されている区間もありますからじっくり検討してくださいね。

旅行

Posted by yamasan_2001