α7IIIのアップデートでMC-11の制約が減りました

気付くのが遅れましたが、10月10日にα7IIIのソフトウエアアップデートが公開されました。
基本的には純正品への機能強化ですが、シグマのマウントコンバーターMC-11利用時の機能にも大きな変化があります。

本体ソフトウェアアップデート (Windows) Ver. 2.00


それほど頻繁ではありませんが、またα7IIIのソフトウエアアップデートが公開されました。前回が4月18日ですからほぼ半年経過ですね。

気にしているときには更新がなくて、しばらく無さそうだなと思った頃に更新されるんですよね~ でも半年の更新って比較的早い方じゃないでしょうか?

デジタルですから、ソフトウエアアップデートでカメラやレンズの機能が変わるのは納得できますが不思議でもあります。

以前の機材は、そんなに機能の変化はありませんでしたが最近の機材はアップデートで機能が大きく増えることがありますから、こまめにチェックした方が良いですよ。

α7IIIのアップデート、今回は何が変わった?

気になるのは、アップデートで何が変わるのかということですね。
公式には、

(1) SEL400F28GMおよびSEL24F14GMへの対応

手ブレ補正性能の最適化及び手ブレ補正モードスイッチ(レンズ)のMODE3対応
SEL400F28GMのみ

[ファンクションリング(レンズ)]設定メニューの追加
SEL400F28GMのファンクションリングの機能として[パワーフォーカス]に加えて[APS-C S35/フルサイズ切替]機能の割り当てが可能になります。

[AF時の絞り駆動]設定メニューの追加。
SEL400F28GMまたはSEL24F14GM装着時、 [AF時の絞り駆動]を[サイレント優先]に設定すると、絞り駆動音の発生がより抑制されます。静音性が求められる場でのご使用に有効です。このモードに設定すると、ピント合わせの速度が低下する場合があります。

(2) 機能追加

[カスタムキー(静止画)]に割り当てできる機能として[AF被写体追従感度]機能を追加
LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応
選択可能なフォーカスエリアとして[ゾーン]・[拡張フレキシブルスポット]・[ロックオンAF] を追加します。

[非圧縮RAW]記録時のサイレント撮影において各種ブラケット撮影に対応
(3) 性能改善・動作安定性向上

RAW対応(階調再現性の向上)
RAW現像を行うためにはImaging Edgeの最新版へアップデートが必要です。

フリッカ光源下での調光安定性向上
連写グループ表示時の管理機能向上
その他

面白いのは、本体アップデートなのにレンズへの対応にも影響するということです。そちらの方は、下にリンクを貼っておきますので確認していただくとして…

LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応は、Aマウントレンズをお持ちの方には朗報ですね。同じソニーのレンズなのにフォーカスに制約があるというのはユーザーにはなかなか辛いところだったのではないでしょうか?

ただし、連写でのAF追従はLoのみ。Mid、Hi、Hi+使用時は1枚目のピント固定連写という困った制約からは未だ解放されないようです。残念!

RAW対応(階調再現性の向上)も朗報です。もはや目を凝らして見てもわからないレベルだと思いますが(笑)、再現性の向上なら悪い気はしませんよね。Imaging Edge以外のアプリでも再現性の向上が感じられると嬉しいですね~

ここまでだと純正品利用での環境変化のように見えますが…




シグマのマウントコンバーターMC-11使用環境も激変


先に、LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応という変化があると書きましたが、なんとマウントコンバーターMC-11使用時にも全てのフォーカスエリアに対応できるようになりました。

α7IIIにせよMC-11にせよアップデート内容に関係なくアップデートするようにしていますが、アップデート後にキャノンのEFレンズを装着した時、スポットAFに変更しようとしたら、すべてのフォーカスエリアが選択可能になっているじゃありませんか! EF70-300mm F4-5.6 IS II USMでもEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMでも使用できます。ばんざーい! ゾーンや拡張フレキシブルスポットは使いたいなと思っていましたからね。

それだけにとどまらず、AFエリアも若干拡がりました。 これはレンズによる違いがあり、広角側と望遠側での違いもあります。

私の感想ですが、


    

    EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
  • 70㎜側の場合、制約無く合焦する。
  • 300㎜側の場合、アップデート前と変わらず、3分割表示の中央やや外側まで合焦する。(環境の明るさや被写体までの距離によって合焦するしないが変化してしまいます…)
    1. EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
  • 24㎜側の場合、左右は3分割中央のやや外側まで、天地はいっぱいまで合焦する。(完全では無い)
  • 105mm側の場合、24㎜側とほぼ同じだがアップデート前より若干AFエリアが拡がった。
  •     

      EF70-200mm F4L IS USM
  • 70㎜側の場合、ほぼ全域で合焦する。(完全では無い)
  • 200mm側の場合、3分割表示の左右の縦線内。天地はほぼいっぱいまで合焦する。
  •     

      EF28-105mm F3.5-4.5 USM(1992年(平成4年)11月発売のレンズです)
  • 28㎜側の場合、3分割表示のやや外側で合焦する。(完全では無い)
  • 105mm側の場合、3分割表示のやや外側で合焦する。
  • EF70-300mm F4-5.6 IS II USMに関しては、望遠側において合焦するしないが環境によってかなり変化します。ある場合には、3分割のやや外側まで合焦することもあれば、内側でしか合焦しないこともあります。望遠側はあまりアップデートの恩恵には与れないようです。70㎜側の方はほぼ全域に合焦するだけに次のアップデートでAFエリアも拡がると良いのですが…

    EF70-300mm F4-5.6 IS II USMはレンズ交換時にAFエリアが一定ではなく、大きくピント位置が移動する時は特に周辺部で合焦しにくいですね~ これはアップデート前からですが…

    また、普段AF-Cしか使っていないので気づきませんでしたが、AF-Sの時の方が広く合焦する場合もありますが、AF-Cより合焦速度が遅いのでケースバイケースで使い分けが必要です。

    コントラストAFを使うと更に合焦範囲が拡がりますが、いかんせん遅いです。合焦前にこちらが前後動してしまえば、ピンボケもしくはいつまでたっても合焦しないということになります。三脚を用いないと使えませんね。

    面白いのは、顔認識は結構外までしてくれることです。顔のどこに合焦するのかは見ないとわかりませんが…

    とにかく、撮影状況によって合焦の動作がかなり違うので一概にはいえませんが、アップデートにより程度の差はあれAFエリアが拡がったようです。

    アップデートは新しい方が良い

    シグマのアップデートもそうですが、やはりアップデートは新しい方が好結果が得られるようです。

    アップデートはこちらからできます。

    ソニー デジタル一眼カメラα 本体ソフトウェアアップデート・本体アップデート情報

    注意点は、

    バッテリー残量が(残量が3個)以上でないと、アップデートは行えません。充分に充電したバッテリーをお使いください。
    アップデートが完了するとカメラ本体が自動で再起動します。再起動には数分かかる場合がありますが、カメラの電源を入れたまま液晶画面表示されるまでお待ちください。

    というところです。

    アップデート中にバッテリー切れするとかなり面倒なことになる場合もありますから、これには大人しく従ってください。少々時間が掛かりますからね。あとは特に難しい事はありません。説明に従って作業を進めてください。

    16/10/2018