誰も言わないGoPro HERO8 Blackの良いトコ悪いトコ

21/11/2019

4K60pが撮ってみたくて紆余曲折を経てGoPro HERO8 Blackを購入してみました。
YouTubeにもまだ動画が少なくて、買ってわかった点をお知らせします。

一番気になった点 GoPro HERO8 Blackのローリングシャッター現象は?

これまでずっと簡単コンパクトに車窓動画を撮るカメラをずっと探していたのですが、
最近は4K機も機種が増えてきました。しかし、60p機は何かと機材が大きくなる上高価です。

車窓動画ではズームする必要が無いので、先にOsmo Pocketを購入しましたが、私の使い方を満足するものではありませんでした。

一番大きな問題は、ローリングシャッター現象です。動画を保存するには至りませんでしたが電柱が斜めに写ります。すれ違う列車の窓はひし形になってしまいます。さらに、加減速の際に画角が(Gによって?)傾いてしまいます。これでは使えません。

また、外部マイク・充電・スマホ接続が同時にできずバッテリーも交換できないので録画時間が長くなると厳しいものがあります。

こう書くと、Osmo Pocketがダメに見えてしまいますが、Osmo Pocket購入時はHERO7 Blackと比較することになり、発色が圧倒的に上のOsmo Pocketを購入した次第です。特に黒の締まりが良好です。短時間のクリップ撮影ならOsmo Pocketになんの問題もありません。スティック無しでも持ちやすいのが◎です。

さて、今回購入したGoPro HERO8 Blackは発色も良くなり広角時も「リニア」という設定で歪みを補正してくれるという点にも期待して購入してみました。

かなり意地悪く見てみましたが問題なさそうです。画面の際まで電柱が真っ直ぐ立ってます。もちろん広角特有のパースは出ていますが「リニア」の効果は大きく、違和感がありません。

GoPro HERO8 Blackの発色は?

発色に不満を感じて購入に至らなかったGoPro HERO「7」 Blackですが「8」になってかなり改善されたと思います。特に黒の締まりは納得できるレベルになりました。夜間撮影はまだ行っていませんがこのレベルなら補正で良化できる範囲だと思います。

一方で違和感を覚えるのは彩度でしょうか?色載りが強すぎて空なんかペッタリ塗ったようになってしまいます。「7」の彩度の浅さを逆に補正しすぎている印象をもちます。ただ、無いものを持ち上げるのではなく減らすことで対処できるので大きな問題はないようです。
添付の動画では、Adobe Premiere Elements2019での補正時に彩度を下げたのですが、「かすみの除去」で彩度が上がってしまったようです。窓の汚れが動画では目立ったので、なんとかなるかな?と思って適用しましたが使い方を考えないとダメですね。

気になるのは、やっぱり空の再現です。青く澄んだ空って気持ち良いものではありますが、ちょっと盛られ過ぎという印象を持ちます。かといってブルー・シアンだけマイナスすると全体的な色バランスも崩れてしまうので困ったものです。解像感を失わない程度に彩度を下げると良いようです。

逆光時の移り方は壮絶です。最近のミラーレス一眼などではほぼ克服されている逆光時のカラーバランス補正ですが、GoPro HERO8 Blackは、かなり苦手なようです。何がどうなった?というくらい…ほぼ破綻してます。もう色温度がどうこうというレベルではなく、投稿を見送りました。全体的に青いのなら色温度をアンバー側にシフトすれば済む話ですが、そうでは無いんですね。ハイライトとシャドウの色温度が逆なので補正のしようがありません。 アクションカメラ・ウェアラブルカメラですから、カメラをあちこちに向けることになると思いますが、ちょっと使い方を追い込んでいかないとダメですね~

YouTubeではすごく綺麗に撮影された動画が上がってますが、なかなかああはいきませんね~

GoPro HERO8 Blackの音声は?

まだメディアモジュラーが発売されていないので音声は内蔵マイクでのものです。
大体内蔵マイクは期待できないものでしたが、最近は音質も向上しましたね。このGoPro HERO8 Blackもなかなかの音質を持っています。もっとキンコロうるさいかと思いましたが、案外大人しいですね。

ただ、本体を設置した周辺の音を中心に拾いますからちょっと窓から離したいなと思ってもそれができないのは辛いところですね。メディアモジュラーの発売を待つしかありません。外でVLOGを撮る分には内蔵マイクでもいけるんじゃないかと思います。風切り音対策は必須ですが。

GoPro HERO8 Blackの良いトコ悪いトコ

良いトコ

1.4K60Pでの撮影が可能になった。
2.私にとって最も大事な点ですが、ローリングシャッター現象が起こらない。
3.「リニア」を使うことで広角の湾曲歪みがほぼ無くなった。
4.GoPro HERO7 Blackより黒の締まりが良くなった。
5.折り畳み式フィンガーが付いて、別途付属品を用意する必要が減った。

その他の機能に関しては、私は使うかな?と思うので特に評価しておらず、基本的な点を挙げました。

悪いトコ

1.彩度が深め。編集時に若干マイナスした方が良いかも。
2.ファイルが4GBごとに分割される。
3.それを繋げるアプリ「GoPro Studio」が英語表記で使いにくい。
4.バッテリーの減りが速いので予備バッテリーが必要。
5.モードボタンとシャッターボタンは結構深く押さないといけない。(カメラを押さえていないといけない)
6.メディアモジュラーにもヘッドフォン端子が無い。

7.「7」より高くなった(笑)

こう見てみるとそんなに突っ込みどころは無いように思います。
小さいけれどしっかりした印象を持ちます。

4Kならではの注意点

4Kとなると当然ファイル容量が大きくなります。
HDDは大容量でも安くなってきたのでそんなに問題は感じませんが、編集となると…

なかなか撮って出しのままで良いような作品にはならないので編集が必要になりますが、書き出しに猛烈な時間がかかります。私のPCはいささか古いので当然なのですが、4K60pでの書き出しに半日を要しました。HDの時とは比べものになりません。

4K60pで撮影できるのは大変嬉しいのですが、編集環境の再構築が必要かもしれません。(core i7とはいえ第5世代では…)

 

まとめ

最近、動画のことを考えると写真=スチルに比べて望遠の使用率が低いなと思います。
ズームできると表現の幅は広がりますが、目で見ている感覚からすると広角だけで良さそうだと思うようになりました。
ただあまり画角が広過ぎても逆に違和感を感じますから、GoPro HERO8 Blackの「リニア」はちょうど良いのではと思います。

予備バッテリーの増備とメディアモジュラーは必要になりますが、このサイズでこれだけ撮れるようになれば問題無いですね。
スマホも良いけど、ちゃんと撮りたいならこれですね~
4K60pも簡単に撮れるようになってしまいました。
CANONは‎iVIS GX10の後継機を出すつもりはないのかなぁ?

 
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