戸畑祇園大山笠 中日 大山笠競演会 2018  α7III

30/07/2018

同日の北九州市消防音楽隊のパレード撮影に引き続き
戸畑祇園大山笠を撮ってきました。
α7III、頑張ってくれてます。

昼山…幟山












 
戸畑祇園山笠は、東大山笠、西大山笠、中原大山笠、天籟寺大山笠の四つの大山笠と
それぞれ一基ずつの小若山笠があります。

昼山は幟山で前面には前花・背面には見送りが配されています。

見送りの模様は、各々

・西大山笠・・・布袋
・東大山笠・・・鷲
・天籟寺大山笠・・・唐獅子
・中原大山笠・・・虎
で、直径約1.5メートルの円型の台に幕が取付けられています。

と、最初から調べておけば良かったのですが、
行けばわかると思ったのが大間違い。
どこの山笠なのかは、後ろを見ないとわからないんですよ。

見送りの模様を見ないと違いがわからないし、
担ぎ手の法被の文字も遠くからでは判別しにくくて
背中が見えないとわからない…

基本的に前面を注視するものですが、
落とし穴でしたね~

後ろも撮りたかったのですが、
肩車の親子が見事に被るので、
一枚も撮れずでした…

夜山…提灯大山笠

幟が外された後、見送りも外されました(左側)

 

提灯の取り付けが始まります

 






公園左手の山笠にも提灯が付きました

 

当番山、天籟寺の山笠

 


結構、傾いてます

 

戸畑駅側は下りなので、遠くの山笠も見えます

 

戸畑駅側のエンド地点から区役所側を撮影

 
夜山は提灯大山笠です。
幟山の装飾を取り外し、台上にやぐらを組み、12段、高さ約10メートル、重さ2.5トン、309個の提灯が並びます。
提灯は、付け始めると速いものです。

提灯のロウソクの明かりは良いですね。
真っ白じゃないところに風情があります。

小若山笠には車輪が付いていますが、大山笠は車輪無しです。
密集隊形で運行するのですが、本当に大変そうでした。
良い具合に、時折駅側から風が吹くことはありましたが、さぞ暑かったことでしょう。

撮影後記

もう何年も前に取材で訪れたことがありますが、あまりの人手にひるんでしまい、
いつかまともに見たいと思って以来、25年は経ってます。

北九州市消防音楽隊と合わせて良い場所で撮影できて、めでたしめでたし

 
カメラはα7IIIで、
昼山撮影時は、EF70-300mm F4-5.6 IS II USMですが、提灯大山笠は、1992年(平成4年)11月発売のEF28-105mm F3.5-4.5 USMです。(II型じゃありません!)
もう使えないだろうと思い込んでいたのですが、デジタルEOSには使ったことが無かったのに、α7IIIを使うようになってから、引っ張り出してきたというのも不思議な話です。

幸い、バルサムの曇りもカビもなく特に写りに不満も無いので、軽くしたいときには時々使ってます。
やっぱり28mmって好きです。

 
撮影時のISOは、どうこう言ってられませんので、終わりの方は51200です。
それでも、これだけ再現してくれるのには驚きです。

AFも、街灯の明かりのおかげで迷うことは一度もありませんでした。
もっとも提灯自体が光源ですからね(笑)

ノイズ軽減は「60」くらいで、あまり明るく補正しませんでした。
ノイズが許される範囲で、それが目立たない明るさという補正に抑えています。

 
やっぱり夜が撮れるって面白いものです。
隣では、合焦しなくて苦労している人がいましたし、内蔵のストロボで頑張ってる人もいました。
α7IIIって使いやすいですよ~

土地柄だと思われたくないけど

しかし、何かとやんちゃ(というと聞こえはいいが)な人の多い土地柄なのかこれから日が暮れるというのにサングラスの人とか、30分ずーっと電話してる人とか、飲みすぎてリバースしてる人とかを見かけました。
観客じゃないですよ?関係者です。

「神事」ですからねぇ。

一定のけじめって必要なんじゃないかと思いました。
ユネスコの無形文化遺産に登録されたんですから、浮かれるんじゃなくて、締めるところは締めて欲しいものです。