ソニー機でキャノンのストロボを使う CactusV6lls
カメラの変更に伴って考えなければならないのはレンズだけではありません。
ストロボもまた、メーカーごとの違いがあり、そのままでは使えません。
今まで、使ってきたキャノンのストロボをα7IIIで使うにはどうしたら良いのでしょうか?
Cactus V6llsを使います
またまたここで出費になってしまうのは大変痛いですけれど、純正や互換性のあるストロボを買い直すのはもっと大変です。
ストロボ一基なら、互換性のあるストロボを購入する方が安上がりですが、もしすでにキャノンのストロボを持っている場合には活用したいですよね?
学習機能のあるCactusV6シリーズは、オートしか無いストロボでもマニュアル発光ができます。
CactusV6llsは、偏屈なソニーのMiシューに対応するトランシーバーで、受信側はCactusV6でも使えます。
ソニー以外のカメラで使いたい場合は、CactusV6かCactusV6IIが必要になります。
CactusV6シリーズ
多くのトランシーバーの中でも、日本語の説明があちこちにあるので目についたのがCactusのトランシーバーです。
Cactusには、V6とV6IIの2種類があり送信側と受信側が異なる物ではなく、本体のスイッチで、送信・受信の設定を切り替えて使います。
カメラ側がソニー機の場合は、V6lls限定になりますが、受信側=ストロボ側は一番安いV6でOKです。
V6は、ハイスピードシンクロが使えないのがV6IIとの違いです。
CactusV6シリーズは、比較的早くから日本電波法技術適合だったこともあり、私もV6を持っていたのでV6llsの追加購入でキャノンのストロボが引き続き使えています。
カメラ側のV6llsからオフカメラのストロボの発光量を調整できるので便利ですよ。
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Godox X1は、よくわからない
Godoxも送受信で一組というところはCactusと同じですが、同じ物を送受信切り替えるものではなく、送信側と受信側が別々になります。
で、送信機受信機とも各メーカーに合わせて発売されているのですが、違うメーカー同士の送受信に関しては互換性が明確じゃないんですね。
ソニー用送信機:X1Tに、他社用の受信機:X1Rが使えるかとなると全くわかりません。
Cactusより安いので色々調べてみたのですが、マニュアル発光でも光量のコントロールができないときがあるようなので自信を持ってお薦めできる物ではありません。
Cactus V6llsのすすめ
Cactusシリーズ自体が時々ファームウェアのアップデートをしてくれているので、新しいカメラが発売されても、割と安心して使えます。
また、取り扱っているイメージビジョン株式会社が質問メールにも答えてくれますから、購入後の不安はありません。
Cactus V6シリーズ、最初に覚えたいこと
個々の取り扱いに関してはマニュアルを読んでいただくとして、最初に覚えておいていただきたいことは、Cactus V6シリーズ使用開始時の設定です。
難しいことでは無いのですが、順番を逆にするとストロボの光量設定ができなかったり最小でしか発光しなかったりとストロボを制御できないことがあります。特にスリープからの復帰後に、電源の再投入が必要になるかもしれませんので覚えておいてください。
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