EOS 7D MarkII 購入検討
発売から3年、依然として人気のあるEOS 7D MarkII。
動画も気楽に撮れるためEOS M5を購入したものの
皮肉な事に、静止画の撮影機会が増え不満爆発。
しかしもう古いな。
まず、EOS M5の評価から
EOS Kiss x6iからEOS 80Dに乗り換え、さらに2017年4月から中心に使い始めたEOS M5の寸評を…
とにかく軽い
軽さは大きなアドバンテージです。
年齢とともに、重さが気になり始めおかげでEOS 80Dはすっかり出番が無くなりました。
手持ちで動画撮影ができる
長時間撮影するとやはり腕がプルプルしてきますが(笑)、ファインダーから眼を離さず動画撮影できるのは魅力です。
これができるので、EOS M5を購入したようなものです。
また、対応レンズを使えば強力な手振れ補正の恩恵もあり、ビデオカメラに十分比肩しうる動画の撮影が可能になりました。
EFレンズ、EF-Sレンズが使える
マウントアダプター経由になりますが、レンズ資産を継承できるのは大きなアドバンテージになります。
マウントアダプター分、レンズが長くなりますが、思ったほどではなく存在を忘れて撮影できます。
フォーカスポイントの移動が簡単
ダイアル操作でなく、ファインダーを覗いたままリアモニターでフォーカスポイントの移動ができるのは快適です。
EOS 80Dでフォーカスポイントを動かすようなストレスが減りました。ちなみにEOS 80Dはフォーカスエリアがちょっと狭く感じます。
ざっと、EOS M5の購入動機になった点と実際に使いやすさを感じた点を挙げてみましたが、去年までの観光地での比較的落ち着いた撮影から一転、動きの激しい人物撮影や、望遠多用の撮影の激増で、不満を感じる点も多数出てきました。
シャッターのタイミングが?
ごく普通にシャッターを押しているにも関わらず、シャッターが切れるタイミングに違いがある事です。
過去、OVF機でこういったことを感じた事はありませんでした。動きのあるものを追っている時に、チャンスを逸したことが何度もあります。
シャッターストロークの長さ云々とはちょっと感覚が違います。
AFが?
シャッターリリースのタイミングも関係してくるのでしょうが、合焦後のわずかなタイミングのずれか、一点AFにしてもフォーカスが怪しい時が案外あります。
かといって、より合焦範囲の広いスムーズゾーンにすると思った所に合焦せず、全体的にフォーカスが甘い印象があります。
シャッターが切れない!
これが一番困ります。
シャッターのタイムラグによってフォーカスが甘いのかもしれないと思いサーボAFを使うようになりましたが、合焦のサインが出てもシャッターが切れない事があります。
EFレンズだけなら、マウントアダプターのせいかとも思われますが、EF-Mレンズの時にも発生することがあります。
レビュー記事では鉄道の連続写真もありましたが、実際にやってみると合焦サインが出たにも関わらず一枚も撮れませんでした。
サーボAFの精度以前に撮影出来なくては手も足も出ません。
シャッターが切れた時には、高い精度で合焦しているだけに大変残念です。
とは言え楽しいEOS M5
道具というものは使い方次第であり、当然、向き不向きがあります。
そもそも、動画と静止画を軽いカメラで撮りたいと思って購入したEOS M5であり、使い方がカメラの機能と異なっているのだと思います。
旅行の場合など、通常の撮影の時は使って大変楽しいカメラです。この機能でこの軽さは素晴らしいですよ!
EOS 7D MarkII なぜ今になって?
そろそろ後継機が発売されそうなEOS 7D Mark IIですが、それなりのレベルのカメラなので噂より発売は遅くなるでしょう。
満を持してという感じがします。
さて、EOS 80Dを置いてEOS 7D MarkIIを考えるのは、動き物と望遠の多用が圧倒的に増えたためです。
オールクロス65点AFセンサー
スポーツ写真でも使われるEOS 7D MarkIIは、AF機能が実に充実しています。
AFセンサーが、EOS 80Dの45点に対しEOS 7D MarkIIは65点で、範囲も広いですね。
操作等を細かくカスタマイズできる点も魅力です。
AFの測距輝度範囲も-3EVから。暗所にも使える期待を持てます。
ネット上に作例が多く見られますが、被写体を識別する能力もかなり高いようです。
スポーツを撮るわけではなくてもカメラがどう被写体を識別するかは、そう速くない被写体でもその能力が問われます。
速さと精度の両方を兼ね備えているなら、言う事無しです。
AFの設定だけでこれだけのことができるんですね。EOS 7D Mark II AF設定ガイドブック
EOS 7D MarkIIの動画性能
4Kこそ撮れませんが、Full HD59.94Pでの撮影は可能です。
私は、まだFull HDで十分だと思います。
また、MOV形式ならば音声はリニアPCMで記録できます。最近、AAC形式が主流になりつつある中で貴重な機種です。
ヘッドホン端子も装備されているのでミキシング時にも最終的に入力される音声の比率を確認できるので助かります。
重さが気になるEOS 7D MarkII
今中心に使っているEOS M5が約427g、EOS 80Dが約730gなのに対してEOS 7D MarkIIは、実に約910g!
うーん、重いですね。
移動先で歩かないのであれば問題ありませんが、イベント等で長時間肩からぶら下げているとどうなんでしょう?
ただ、友人宅で構えてみたところ、そのボディの大きさやグリップの形状のせいか、重く感じるどころか安定感を感じたくらいです。
移動を除けば、重さは問題無い気がしてきました。
ユーザーが多い理由がわかるEOS 7D Mark II
技術の数値的な部分はさておき、カメラは合わせたいところにピントが合って初めて使える物です。
撮影機会を逸しない、撮った写真も最低限満足できる、ここが重要だと思います。
発売から時間が経過しているEOS 7D MarkIIですが、人気の理由はAF性能とわかって、今さらながら納得しました。
もっとも私はあまり連写が好きではないので連写に関する能力は、それほど評価に値するとは思いませんが、APS-C機のフラッグシップというだけのことはあるようですね。
どうやら、重さを補うだけの能力はあるようです。
EOS 7D MarkII、買うの?
実に悩ましい問題ですねぇ…
合わせたいところにピントが合うというのは当たり前のことですが、それが高い精度で高速に可能ならば、理想的です。
購入するとすれば、当面EOS 7D MarkIIは70-200mm専用機、EOS M5は、EF-M 18-150mm常着の2台体制にしたいですね。
うーん、どうしたものか…
発売当初の半額に近いもんなぁ…
2018年更新 EOS 7D MarkII購入後の実感
望遠レンズでのフォーカススピードを求めて2017年11月に購入しました。
確かにフォーカススピードは速いし、精度も高いですね。結構トリミングしてもキッチリ合焦しているのがよくわかりました。
しかし、やっぱりもう古いのかな?と思います。明るい屋外なら全くストレスなく撮影できて写真にも疑問はないのですが、いざ室内での撮影となると、途端に古さを露呈してしまいます。
ISO1600程度でも場合によっては粒状性が目立ち始め、ISO3200になると被写体の輪郭が省かれてきます。センサーのサイズがAPS-Cということもあるのでしょうが、同じAPS-CセンサーのFUJIFILM X-T20にISO1600辺りでも負けているようです。
(クリックで拡大、余黒クリックで元に戻ります)
ここで、色々な機種の比較ができます
屋外限定で使う分には問題ありませんでしたが、室内撮影の多さを考えると使えたものではなく、SONY α7IIIに乗り換えました。(EOS 7D MarkIIは半年そこそこで売却しました。 正直、ショックでした…)
もう、EVFがどうのこうのなんて言ってる場合じゃありません!
2014年10月発売と随分長く現役を続けていますが、さすがに古いかな…という印象です。いくらなんでももう後継機が出て良さそうなものですがフルサイズミラーレスで手一杯なのでしょうか?はっきり言って明るいところで普通に撮影するなら安くて軽いEOS KISS Mの方が使いやすいです。少なくとも今からEOS 7D MarkIIの新品購入を考えるのはどうかと思います。(未だにボディのみ10万円超え?)フルサイズ機になりますが、まだEOS 6D markⅡの方がいいのかなとも思いますが、45点AFはキツイですねぇ。
最近のCANON機は、種類は多いですがラインナップがよくわかりませんね。どれも中途半端です。EOS 5D markⅣも価格を考えると「高すぎ」と思わざるを得ないような…
2018年に入ってコストパフォーマンスに優れたカメラが続々と発売される中、CANONは立ち遅れている感じがします(EOS Rも)。EOS 7D MarkIIだけでなくCANON機はしばらく様子見がいいのかな~
CANONのAPS-C機ユーザーは、FUJIFILMのX-T20かX-T3とFringer 電子マウントアダプター FR-FX1でEFレンズを継続利用した方が良いかもしれません。
おすすめはしませんが…
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