現像アプリは、Adobe Lightroom?!

23/08/2016

rawフォーマットで撮影を始めると必要になるのが現像アプリです。
カメラメーカーのものかAdobe Lightroomを利用するのが一般的ですが…

現像アプリの色々


 
rawフォーマットの画像データを補正して一般的なjpeg画像にするのが現像アプリです。
現像アプリには、カメラメーカーのものと
Adobe Lightroomに代表される、汎用アプリがあります。

rawフォーマットで撮影できるカメラには、
同梱のもの、もしくはシリアル番号を入力すればダウンロードできる無料アプリがあります。

カメラメーカーのrawフォーマットにはメーカー毎に独自のデータが入っていたりして、
自社のデータしか使えないものがほとんどです。

 
私は、CANONの他PANASONICのFZ1000も動画用に持っていましたが、
これも、RAW撮影ができます。
しかし、CANONのDIGITAL PHOTO PROFESSIONALでは開く事ができません。

FZ1000には、SILKYPIXというアプリが付属してきます。

SILKYPIXは使った事がありませんし、
FZ1000での静止画撮影の機会は少なかったのですが、
動画撮影主体の時に、ちょっとスナップ撮影するかもしれないと思い、
SILKYPIXについて調べてみました。

市川ソフトラボラトリー

PANASONICのカメラなら、アプリも当然オリジナルだろうとばかり思っていたのですが
市川ソフトラボラトリーの機能限定アプリです。

この点が、キャノンやソニー、ニコン等と異なるので取り上げました。

 
で、このアプリ、他のカメラメーカーのアプリのエンジンにもなっているそうです。
しかし、各カメラメーカーが自社のカメラの秘密(?)を公開したくないらしく、
カメラに備わっている補正が反映できないなどの不備(?)があるようです。

細かい事には、こだわらないけれども
汎用性や機能の面で制限があるというのは、いただけませんね。

基本的に補正するところは同じで
その他の違いは、効果のかかり方が違うということのようです。

 
何度か、当ブログ内でお話してきましたが、
難しい話をして敷居を高くしてしまうのが目的のブログではなく、
どうせなら、「ちょっと上を目指そうよ」というつもりで書いており、
決定的にダメな場合以外は、比較のみに陥らないようにしたいと思いますので、
メーカー毎のアプリの違いはここではお話しません。
驚くほどあちこちのサイトで述べられていますので、そちらを参照してください。

やっぱりAdobe Lightroom?

さて、先のSILKYPIXですが
フルバージョンを購入するとなると結構高価なんですね…

となると、なんの意外性も無いですが、
やはりAdobe(アドビシステムズ)Lightroomなのかな…と思います。
面白みが無いと申しますか、選択肢が無いというだけでして、出来は大変良いです。
私自身は、古いAdobe Lightroom5.7.1を使い続けています。

Adobe Lightroomは、カメラメーカーに関係無く現像・補正が可能です。
(古いLightroomもDNGコンバータ(無料)を使うことで利用可能です)

2019年6月校正

Adobe Lightroomは、「6」を最後に買い切り版は廃止になり、
月々料金を払うサブスクリプション版に移行してしまいました。

月額980円+税でLightroom Classic CC 、Lightroom CC、
Photoshop、Bridgeという4つのアプリがインストール可能です。

Lightroom Classic CCとLightroom CCは、
どちらかを選択してインストールするのですが、
Lightroom CCは、元画像をクラウドにアップロードして使うことで
オンラインで使えるというところがアピールポイントです。

しかし、月々980円のフォトプランに付いてくる20GB程度では、
rawフォーマットの画像なんてすぐ一杯になってしまいます。
現時点ではLightroom Classic CCを導入した方が良いですね。

月980円と言うと安く感じますが、
どうせならPhotoshop無しのもっと安いプランが欲しいですね。

Lightroomが出てからは、Photoshopの使用頻度ってほとんどありませんし、
代用できる無料アプリもありますからねぇ。

どうしたもんでしょ…

 
デジタル処理された写真に対して、「これを写真と呼べるのか?」
という疑問は常にありますが、
写真の出来栄えは、良くあって欲しいですからね~
アプリの違い=現像液や印画紙の違いと同じと考える事にしましょう(笑)