愛犬の納骨へ
先日、愛犬「ゆうな」の納骨に行って参りました。
長く我が家の一員だったので、お別れは辛いですが
心配させてはいけないので、おやすみさせて参りました…
(全ての写真はクリックで拡大されます。余黒クリックで元に戻ります)
バイバイゆうな
「ゆうな」がウチへ来たのはいつだったかなぁ?
近所のNPOへお手伝いに行っていた時、
中型~大型の犬に交じって、
なんとも場違いなミニチュアダックスが一匹いました。
大騒ぎはしませんが、とってもフレンドリーな子で
諸々の作業が終わった後、いつも抱っこしてました。
とにかく人懐っこい子で、全ての人は撫でてくれると思っていたようです。
引き取って我が家の一員となってからも、吼えるのを忘れている子でした。
そんな良い子なのに、なぜか飼育放棄されNPOに来ていました。
NPOから引き取ったので、正確な年齢はわかりませんが、
我が家へ来てから12年は経過しているので、
少なくとも15歳、どうかすると17歳くらいだったかもしれません。
なので、ほとんど老衰なのですが
「ああすれば、もっと」とか「これがいけなかったんじゃないか?」とか
どうしても考えてしまうんですよね~
動物って見た目では年齢がよくわからなくて、
○○歳と考えるとわからなくもないけれど、
いざ調子が悪くなってくると、なかなか納得いかないものです。
とはいえ、遺骨になってしまうと現実なんですよね…
斎場の人が「綺麗な遺骨ですね」と言ってくれたことが嬉しかった~
救われたというかなんというか…
驚いたのは、
尻尾の先のペンシルの芯くらいしか無い細~い骨まで残ったことです。
歯も綺麗に残ってました。
霊園には、この日納骨の方や一周忌の方も見えていて
読経が始まる頃には、席が足りなくなるほどでした。
中には、保護活動されていらっしゃる方もいらっしゃって
元気なワンコも参列。
式が終わると、通る人通る人に撫でられてました。
人間の葬儀と違って、笑顔が出る所がホッとしました。
寿命は、どうしたって人間より短いですから
先に逝ってしまうのはどうしようもありません。
講和?でも言ってましたが、
「一緒に暮らせて楽しかったよ」と
感謝してあげるのが一番の供養なんですね。
「食い意地は張ってたけど、いい子だったね~」
「時々、耳や尻尾踏んづけてごめんね~」
居なくなると寂しいけど、居ると楽しいよ
居なくなって寂しいのは事実ですが、
居た時は、それ以上に楽しかったですよ~
亡くなった寂しさが嫌で飼わなくなる方も多いようですが、
やっぱり、家中をウロウロしているのが居ると面白いもんです。
ただ、写真は少なかったですね~
亡くなった後に見るのが辛いだろうと思って
あまりきちんと撮らなかったのですが、
逆ですね。もっと撮っておくべきでした。
一眼で撮った写真より携帯でアバウトに撮った写真の方が多かったです。
写真の重要性を思い知らされました。
おかげで亡骸と骨壷の写真は、忘れられない写真になりました。
ゆうなは、とにかく食い意地が張ってまして
リングプルも下の歯で開けてなんとか食べようとしたり
机の上に置いていたおはぎを4つ完食したこともありました。
調理中になにか落とすと、拾うより速く食べられちゃいました。
高齢化してから一番困ったのは、耳が聴こえなくなったことかな?
「こら~」といっても聴こえてませんからね~
それが逆に面白かったトコでもあります。
ミニチュアダックスフント ここに注意
・ミニチュアダックスは多くが食いしん坊です。
欲しがってもあげ過ぎると、確実に太ります。
特に、避妊手術したメスは注意してください。
人間と同じで、結果的に身体の負担になります。
・胴が長いので椎間板ヘルニアには要注意です。
階段の昇り降りは、避けた方が良いようです。
ゆうなは、重症ではなかったものの通院したことがあります。
・首にも注意が必要です。
他の犬種に比べて、やや弱いそうです。
バランス的に首への負担が大きいようで
捻挫?みたいになることがあります。
・ミニチュアダックスに限らず、
垂れ耳のワンコは、耳を清潔にしてあげてください。
・黒い爪のワンコの爪切りは、出血騒ぎになる場合があります。
ちょっとずつ切るか動物病院で切ってもらってください。
高齢ワンコについて
・高齢化すると、とかく病院へ行く回数が増えます。
最初に血液検査ですが、これだけで4~5000円かかります。
さらに点滴や処置となると通院も必要になってきます。
常に、3万円は用意しておいた方が安心です。
・白内障
ワンコも高齢化すると白内障になります。
足腰がおぼつかない上、視覚に障害があるわけですから
人間同様、あちこちぶつからないようにしてあげてください。
・加齢とともに難聴に
見えない・聴こえないという不安があると思います。
極力、目の届く範囲に居させてください。
気付かぬうちに…などということのないように!
・摂食と排泄に注意
いつも食べる量より明らかに少ない時は、要注意です。
合わせて、寝ている時間がいつもより長い時は早めに病院へ。
排泄も、量や状態に注意が必要です。
排尿が少なかったり、軟便が続いたりした時は診察を!
・健康診断
やはり人間と同じように時々健康診断してもらうのが理想的です。
なんせ、動物はしゃべれませんから
調子が悪くなってから連れていくのではなく
少なくとも10歳を超えたら受診することをお薦めします。
若いうちは、すぐ元気になることもありますが、
高齢ワンコは抵抗力、治癒力そのものが低下していますから、
小さなことでも見逃さないようにしてあげてくださいね。
動物霊園のこと
今回お世話になったのは、「動愛園」です。
火葬施設が比較的近くにあったので利用しました。
小倉南区には多くありますが、八幡には少ないんですよね~
一つ一つが丁寧で、ここを選んで良かったと思います。
定例法要も毎月第3日曜日 行橋本部霊園で行われています。
(行橋駅西口から無料送迎バスが出ます)
人間同様、急なことなので慌てましたが
全国的に施設が増える傾向にあり、
近くの斎場を選べると思います。
ご参考までに
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