スペースワールド 最後の花火

02/01/2018

27年の歴史の幕を閉じたスペースワールドの最後の花火です。
年開け最初の記事ですが、なんとも寂しい限りです…
(全ての写真はクリックで拡大されます。余黒クリックで元に戻ります)

準備不足の花火撮影



なんとか右端にスペースシャトルが見えるのですが

 

花火に照らし出された煙が、ミサイル発射後みたいです

 


花火の終了時間は不明でしたが、ほぼ最後の花火です…

 
光源の撮影というのは難しいものです。花火も例外ではありません。
でありながら、最後の花火なのに準備不足でした。
というのも、まさか撮影できると思っていなかったからです。

三脚は用意していなかった上、レンズは、初使用のタムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A030)…
派手に動く被写体ではないもののピントの精度もわからず、EOS 7DmarkⅡとの相性もわからないぶっつけ本番です。

本来なら、三脚使って置きピンで撮影するものなんですが、こんなにお手軽に撮影できると思っていなかったので手持ち撮影です。とりあえず、300mmに大いに助けられた感は大きいですね。
レンズの話は、また今度…

閉園後どうなるの?スペースワールド

加森観光の出資を受け、経営再建を進めていたスペースワールドは土地所有者の新日鉄住金から賃借料を優遇されるなどして21年度から黒字だったそうです。

であれば、閉園する必要もなさそうなものですが、本拠地の北海道の事業に専念したい加森観光と利便性の高い土地を有効に活用したい新日鉄住金の思惑からあえなく閉園と決まったようです。

跡地は、九州では初となるアウトレットモール、「食」をテーマとした食品売り場と物販を組み合わせたゾーンや、映画館、イベントホールの併設も検討しているとのこと。
気になるスペースワールドの設備も残し、こども向けのレジャー施設としての機能も残す見込み。
スペースワールドの面積は24万平方メートル。「イオンモール八幡東」は6万7千平方メートル。開発が進めば両者の土地を、通路などで接続する予定で九州では最大規模の商業複合施設となります。

世界遺産「官営八幡製鉄所旧本事務所」のほか、門司港レトロ地区などとシャトルバスで接続し、連携して賑わいを生み出したいとしているそうです。

ただ新商業施設のオープンは数年後になる見通しとのことで、しばらくは、寂しい時間が経過しそうですね。

気になるのは、目印のスペースシャトルの買い取り手が見つかっていないことなんですよね。最もスペースワールドの名にマッチした存在だっただけに今後どうなってしまうんでしょうか?
解体処分だけは免れてほしいものです。