パイプオルガンコンサート|アルモニーサンク北九州ソレイユホール
先日、パイプオルガンのコンサートに行ってきました。
私が音楽を良く聴くようになった原点はパイプオルガン。
実際はどんな音がするのか興味津々で行って参りました。
先代の演奏台
綺麗ですね~カッコ良いですね~
なんと2億円!
あちこちにある楽器ではないので、聴ける時には聴かなきゃ損です。
パイプが3200本あるのに対して鍵盤が足りませんね…
どういう構造なんでしょう???
右側のシーソースイッチが、後付けっぽくていいですね(笑)
会場に入りました
リーフには、「撮影はご遠慮ください」と書かれていなかったものの
演奏中はやはり撮影しちゃいけないだろうと思ったのですが、
まだ演奏開始30分前でもあり、
あちこちで写真撮ってる人がいたので私も数枚撮りました。
並んだパイプがあまりにも美しいので一度撮りたいなと思ってました。
新しい演奏台は、ちょっと洗練されたデザインになってますね。
これ自体が発音するわけではないのですが、
見た目が電子オルガンみたいなので、錯覚しそうです。
左右のストップノブが大きな違いです。
演奏は?
演奏中は写真撮ってません。
パイプオルガンだけの演奏はもちろん、サックスとの共演もありました。
サックスは、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックスと3種類のサックスの音を聴けて面白かったですよ。
特に興味深かったのは、ソプラノサックスの音色です。聴きなれたジャズの音色とかなり違うんですね。
クリアでなめらかな音色で、非常に耳心地が良かったです。
パイプオルガンの方は、聴く~感じるまで、音ってこういうものなんだなと思いました。
低音は、聴こえるというより地響きのように体感するものでした。
これは、なかなか再現できるものではないですね。実際に聴くと迫力ありますよ~
パイプオルガンってどう鳴るの?
簡単に言ってしまえば、空気圧を鍵盤で制御してパイプを鳴らすわけですが、
ただそれだけだではないんですね。
上の写真の演奏台の左右にストップノブがありますが、これを操作することで同時に鳴らすパイプを制御しているんですね。
ハモンドオルガンの、倍音設定と似た機能なのかなと思います。
パイプが3200本もあるわけですから、その組み合わせは猛烈な組み合わせになりますね。
その組み合わせをさらに電気的に操作できるようになっているようです。
ちょっと触ってみたくなりますね~
ずっと前ですがテレビで、パイプの交換?時の調律で低音のパイプを金切りバサミで少しづつ切っているのを見ました。
聴くというより感じながら調律しているという話に驚いたものです。
学生時代に聴きに行けばよかった…
実音を聴こうよ
もともとバロック~バッハ~パイプオルガンの曲が好きで、中学生時代に、BWV中のオルガン曲をピックアップしたこともあります。
同じ中学時代に友人から借りた、「DEEP PURPLE」を聴いてすっかり嵌ってしまいました。
パイプオルガンではなくハモンドオルガンですが、
重厚さを保ちつつスピード感もあって、ロック開眼した次第です。
その後、「ELP」「YES」などハモンドオルガンを使うバンドを聴き漁りました。
70年代後半から、ローズピアノやシンセサイザーが使われるようになってきましたが、やっぱりオルガンには思い入れがあります。
しかし、実際にオルガンの音を聴いたのはずっと後になってからで、せいぜい3年前です。
なんとももったいない話です。
ネット環境の整備で、簡単に音楽を聴けるようになりましたが、やはり実際に聴く音に勝るものはありません。
奏者によりけりな部分や、環境によっては、CDの方が良かった…なんてこともありそうですが、
その場で、生の音を聴いているというのは感動の大きさが違います。
またオルガンの音を聴けるのはいつかな~?
皆さんも是非どうぞ!
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