SONY α7III+Sigma マウントコンバーターMC-11+キャノンEFレンズ速報?

19/04/2018

もう速報とは言い難いですが、
α7III+MC-11+EFレンズの記事は意外と少ないので
まだ、α7III自体の使い方に慣れていませんが
わかったことだけでもお伝えしましょう。

MC-11+EFレンズ 合焦しないエリアがある?


MC-11+EFレンズでは、画面周辺にフォーカスエリアを置いたとき合焦しないという気になる記事がありましたが、多くのYOUTUBE動画では、フォーカスエリアが中央のままでカメラをあちこちに振るものが多く、どの範囲から合焦しなくなるのかはよくわかりませんでした。

安い買い物ではありませんでしたが、やってみないとわからないこともあり購入に踏み切りました。合焦するのは3分割グリッドを表示した場合の、中央の枠の若干外側までです。これはレンズによる大きな違いは無いようです。

私が持っているのは、EF70-200mmF4L IS USM、EF70-300F4-5.6 IS II USMとつい最近購入したEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMですが、いずれのレンズも同じ範囲から外にフォーカスエリアを持っていくと合焦しなくなります。

純正レンズの場合のAFエリアと比べると悲しいものがありますが、少し前まで使っていたOVF機には、そもそもこんなに広いAFエリアがありませんでしたし、もっと隙間も広かったので、大きな不便は感じません。場合によってはトリミング前提での撮影になることもありますがα7IIIのポテンシャルを考えるとお釣りが来ます。

合焦速度に関しては問題ないと思います。私が所有している上記のレンズなら、普通にシャッター半押しすればさっと合焦してくれます。先に述べた範囲内なら特に迷うことは無いと感じました。

フォーカス設定もMC-11の使用で制約を受けますが、フレキシブルスポットのS、M、Lで大体事足りてしまいます。あえて言うなら拡張フレキシブルスポットが使えないのがちょっと残念…くらいです。

2018年4月29日追記 フレキシブルスポットの「S」に注意

MC-11+EF70-300F4-5.6 IS II USMでの撮影で、300mm側での撮影時、フレキシブルスポットの「S」を選択したところ、まれに中心から離れたところ(3分割の範囲内でも)で合焦しないことがあります。「M」にすると合焦し、またフォーカスエリアをやや中央に移動すると「S」でも合焦しました。室内で「S」を選択した時には感じない事でしたので、被写体までの距離があると微妙な距離差に悩むのかもしれません。頻発する事象では無いのですが、原因は謎です。

いずれにせよ合焦する時はすぐ合焦しますし、合焦しない時は最初からフォーカスが行ったり来たりしますから、粘るより諦めた方がかえって速いです。すぐ「M」にするか、フォーカスエリアを移動することです。どういう時に合焦しないかに慣れること、どう合焦させるかのコツが必要です。ケースバイケースですよ。

レンズ交換時に注意!

Sigma マウントコンバーターMC-11とEFレンズは、普通に動作開始してくれればほぼ問題無く使えるのですが、レンズ交換直後、全く合焦しなくなることがあります。

この時は、α7IIIのスイッチをオフにしてからMC-11ごと一度レンズを外して再度レンズ装着→α7IIIのスイッチオンで復帰します。α7IIIのスイッチオンオフだけで復帰するかな?と思いましたが、復帰しないこともあるのでレンズを一度外した方が速いと思います。ちなみに2回以上レンズの付け直しをしなければならないことは無く、1回付け直せば復帰します。 レンズ交換後は、あちこちにカメラを向けてAFテストすることをお薦めします。

いずれにせよ、レンズ交換時にはα7IIIのスイッチをOFFにすべきですね。

α7III+EFレンズでの動画は?

EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMでちょっとだけ試してみました。 結果は、遅い!使えません。置きピンで被写界深度を頼りに使うならいけなくもないですが、AFを頼るのは無理があります。 静止画のAF-Cは使えるのですが動画は使えるレベルではありません。(AF-Sは選択できません)

オリジナルのレンズを使うか、いっそビデオカメラを使うかですね。 ソニーのレンズを一本買うお金でそこそこのビデオカメラが買えてしまいます。フルサイズ動画にこだわるのでもない限り、大きな投資は考えたくないですねぇ。 ちゃんとヘッドホン端子は付いてますしPCM録音もできるので純正レンズで使ってみたいですが…

キャノンEFレンズの注意点

α7IIIには、ボディ内手振れ補正があるのでスタビライザー無しのEFレンズでも手振れ補正が効きます。

それはそれで嬉しいことなのですが、注意しなければならないのはレンズの状態です。IS無しのEFレンズは概して古い物が多く、中古が中心になると思いますが、古さゆえホコリの浸入やカビが発生している確率が上がります。

それだけならまだしも、曇りがあるとなると厄介です。レンズの曇りはレンズの接合部=バルサム接合というのですが、この接合部の材質が変質して曇りが発生します。 新しいレンズなら修理可能ですが、古いレンズが多いので修理できてもある程度の修理費は必要になります。

ここは、レンズの解体修理ができるようです

レンズ自体の設計や材料も古い場合、Lレンズだからといって飛びつかない方が賢明のようです。 買ってすぐ使えないというのも辛いですからね。

発売時期をよく考えて購入した方が良いと思います。10年以上前の物に関しては手を出さない方が良いかもしれません。(ちなみに私も最初は24-105のLレンズを考えていましたが、コストパフォーマンスと上記の話をネットで見て、あえてL無しのEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMにしました)

 
さらに新しいお知らせです

SONY α7IIIについて少々


これは最初から期待していたことですが、AFエリアが細かく、ここに合わせたいというところにピント合わせできます。合焦ポイントの表示が小さいので「ここに合焦していますよ」というのがわかりやすいのが良いですね~

もちろん、ワイド設定ではカメラ任せになってしまうのでコントラストが高いところやはっきりした線のあるところに合焦しやすいのですが、フレキシブルスポットにすればエリアの大きさや位置も変えられるので問題ありません。

なにしろ高感度設定しても、他のカメラに比べて画像の荒れ=粒子感が出にくいのが大変気に入っています。 α7IIIより高価なカメラは、同じSONYにもありますが価格差ほどの違いは無いんじゃないかなぁと思います。 高感度での撮影を視野に入れると、EOS 5D markIVしか選択肢がありませんでしたが、コストパフォーマンスを考えるとどうかなと思います。重いし。

期待の割にガッカリなタッチパッド

α7IIIになって、リアモニターがタッチパッドとして機能するようになったので、フォーカスエリアの移動がしやすくなったと考え購入したα7IIIですが、このタッチパッド、なんとも中途半端な機能です。

メニューの操作には使えないんですね。キーやダイアルで項目を選択して決定するわけでタッチパッドからダイレクトにできる仕様ではないんです。まずこれにガッカリしました。

もう1つガッカリなのが、フォーカスエリアの移動にタッチパッドを使える!と喜んだものの、反応が悪くて使えるレベルではありません。幸いマルチセレクターがついているので、まぁ速くは移動できますがEOS M5やEOS Kiss Mのタッチパッドはマルチセレクターを操作しているよりずっと速いですからねぇ。今後のファームアップで改善されることを強く希望するところです。

更にもう1つ。フォーカスエリアが見えにくく、なにかのはずみで変なところに移動していると咄嗟に見つけられないことが度々あります。シャッターを半押しすればわかることですが、合焦エリアの外だと無反応ですから結局どこにあるのかわからず、ちょっとイラッとします。 もうちょっと見やすくする方法はないものかなと思います。
2018年4月29日追記
マルチセレクターの、センタープッシュでフォーカスエリアが中央に来るようにカスタムキー登録しました。 あれ?と思ったらマルチセレクタープッシュすればOKになって便利になりました。
2018年5月1日追記
2018/4/18公開のファームウェアアップデートで、反応が良くなった気がします。 EOSのように縁の方では反応しないのでフォーカスエリアを動かすのが大変で挙動もスムーズとは言い難いのですが、大きく動かす必要がある時には便利になりました!

α7III、おすすめ設定

瞳AFは、皆さん一番最初に設定をすると思います。私は、AF-ONボタンに割り当てました。マルチセレクターの中央は良い位置にあるのですがフォーカスエリアが動いてしまうのでダメですね。AELボタンには、押している間MFを割り当てました。

C1ボタンには、フォーカスエリアの変更、C2ボタンには、フォーカスモードを割り当てて、フォーカスに関する設定ボタンは押しやすい所に集めました。

また、ファインダー表示の水準器は消して3分割のグリッドを表示させています。水準器を表示させておくと水平が気になり過ぎて肝心のアングルがおろそかになってしまいます。むしろ水平・垂直がわかりやすいグリッドの表示をお薦めします。モニターの方は、動画撮影の場合に便利なように初期設定のまま水準器の表示をさせています。

C3ボタンにはドライブモードの変更、空きのダイアル下ボタンにはサイレント撮影のオンオフを割り当てました。

概ねこんな感じで良いと思うのですが、カスタム設定はどこなのかちょっと探しました。2の8ページ目にあります。普通、その他の設定のところにあるもんですけどね。

SONY機のメニュー構成に関しては、使いにくいという声が少々ありますが、なるほどね~

まだまだ検証中、現像アプリEdit

カメラがα7IIIに変わったので現像アプリも変更することになったわけで、早速ソニーのアプリをインストールしてみました。

数枚、調整~現像してみましたが、インターフェースのデキが今一つです。 一見、1ページに収まっているのですが、いちいち開くメニューが多くスクロールする回数が増えます。 当然キャノンのレンズのプロファイルもありませんから、Adobe Lightroomでの現像に切り替えてしまいました。

さっさと結果を見てみたかったので、一時期使っていたLightroomを使ったのですが、色再現やノイズの処理など検証しなければわからないこともあるので時間のある時にじっくり使ってみたいと思います。

 
ちなみに、カメラがα7IIIになって元のノイズがグッと減り、アプリでそれほどノイズを軽減する必要が無いのに驚きました。 また、解像感が非常に高くISO6400での撮影でドットバイドットにしてもまつ毛がちゃんと見える写真も再現できました。これにはビックリです。カラーノイズが少なく、粒子感が細かくてきれいなのが大変気に入ってます。

以前、同じ場所で撮影した写真はちょっと小さく掲示していたのですが、他の写真と同じ大きさで掲示することが可能になりました。

 
α7III、とんでもないカメラです。EVFミラーレス一眼の基準になるカメラです。

MC-11のおかげで様子見のキャノンユーザーがこぞってソニー機購入に移行しているのもうなずけます。

優れたレンズを、小さく軽く、そして安く出してくれるキャノンが今後完璧なミラーレスを出してくれることを期待してるんですけどねぇ。

 
出たけど完璧かというと…

早速α7III+MC-11+キャノンEFレンズで撮影しました

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